『OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます＾＾
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それでは、今月号をどうぞ！
（※下記、高橋さんの文面を転載しています）
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今年の春はコロナウィルスに翻弄され、卒業などの別れや新社会人、新入学を祝うことが難しいのがとても残念です。人の移動が広くなり、ウィルスの恐怖が身近に迫るのを感じる中で、スーパーから食料やトイレットペーパーがなくなるなどウィルス以外の事も目や耳にするようになりました。このような事態についてどのように考え対処すれば良いのか、「本当に大事な事」が見えてきたように感じます。ほとんどの企画が中止もしくは延期になっています。それで、11年前にこの『下里だより』を書き始めた私の想いを「小川町の霜里農場を通して考える未来」として皆様にお伝えしていきたいと考えました。
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今月のトピックス
【情報】小川町の春―下里や蛍の里・内洞沢から
【レポート】おがわ里山食農スクールに看板とピザ窯の台座ができました
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今月の話題
【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来（1）
【募集】ＵＳＰファーム美味しいお野菜とどけ隊2020年度下期（5月～10月末）募集
【レポート】春の雪ｉｎ小川町　3/29
【情報】地元のオーガニック店紹介「有機野菜食堂わらしべ」のご紹介

 

今月のトピックス

【情報】小川町の春―仙元山や蛍の里・内洞沢から
禅語に「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」という言葉がありますが、桜はコロナウィルスなど関係なく美しい姿で私たちの目を楽しませてくれています。

＜小川町仙元山の桜とローラー滑り台（子どもが喜びます）＞

＜内洞沢の桜と菜の花＞

＜内洞沢のこごみ＞

 

【レポート】おがわ里山食農スクール「エディベリ」に看板とピザ窯の台座が出来ました
おがわ里山食農スクール「エディベリ」も看板を車で来た人が判るように大きく作りました。素材は蛍の里・内洞沢など関係者から調達しています。おがわ里山食農スクール「エディベリ」にピザ窯の台座を作りました。まだ台座だけですが、コロナが落ち着いたら窯の方を作りたいと考えています。ピザ、お楽しみに。

＜エディベリの看板とピザ窯の台座＞

 

今月の話題

【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来（1）
日本に有機農業という言葉が出来たのは、現酪農学園大学や現雪印メグミルクの設立者である黒澤酉蔵氏が禅語「天地機有り」から名付け、1971年に日本有機農業研究会が結成されました。この「機」とは仕組みという意味で、自然の摂理・循環を指しています。つまり、有機農業とは、自然の循環、再利用、再生を通じて自然の生態系（仕組み）に沿う農業ということになります。自然から何も取らない足さない。故に100年1000年1万年・・・未来永劫つづく生産方式と言えるでしょう。霜里農場・金子美登さんは、有機農業に確かな未来を確信して1971年から小川町で農業を続けてこられました。私は農地を持たない消費者として、「人は食べ続けなければいけない宿命」にあるなら農家と確かな信頼関係を築きたいと金子さん達が提案してきた「提携」という「生産者と消費者の信頼の絆」を広げる活動を同志としてやってきました。
参考：「提携」とは⇒http://www.joaa.net/mokuhyou/teikei.html
コロナウィルスの影響でスーパーから消えた食料ですが、農家との強い提携の信頼関係があれば、食料不安に思うことはありません。我が家は下里提携有機米と小川町の若手有機農家さんから届く野菜で賄っています。次号は有機農業の発足した背景について金子さんの行動から紐解いてみたいと思います。
参考図書：「いのちを守る農場から」金子美登著　家の光協会

 

【募集】ＵＳＰファーム　『美味しいお野菜とどけ隊』2020年度下期（5月～10月末）募集始まります
上記で「提携」の事を書きましたが、小川の若手有機農家の支援をして下さっているＵＳＰ研究所の「美味しいお野菜とどけ隊」の募集が始まりました。小川町から美味しい有機野菜が月2回半年、農家から直送されます。直送なので通常の有機野菜価格より格安です。
https://farm.usp-lab.com/delivery_2020apr.html
お届け期間：2020年5月～2020年10月
会費：30,000円（12回野菜代、送料、段ボール代、クール便代）
問合せ・申込み：https://farm.usp-lab.com/download/OTODOKE_SHINKI_2020_1.pdf

 

【レポート】春の雪ｉｎ小川町　3/29
3月29日、雪です！！！うわぁ～～～、寒い！！！

＜3月の雪と桜＞

 

【情報】地元のオーガニック店紹介「有機野菜食堂　わらしべ」のご紹介
「有機野菜食堂わらしべ」が昨年1月に元養蚕研修所「玉成舎」をリフォームして移転しました。
わらしべＦＢ：https://www.facebook.com/有機野菜食堂わらしべ-274281582700216/
オーナーの山下夫妻は北海道で知り合い、有機農業のメッカである小川町で結婚し、協働で「わらしべ」をオープンしました。奥様は天然酵母パン、ご主人はパスタとそれぞれ修行をされ、それぞれの持ち分を活かしたメニューが展開されています。小川で一番古いオーガニック食堂です。ＮＨＫ「ふるカフェ系ハルさんの休日」2019．5．21で紹介されました。

＜わらしべのお料理＞

 

発行日：2020年4月1日
制作：ＮＰＯ生活工房つばさ・游・高橋さま