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広報課2020.05.05

小川町下里だより 2020年5月号

『OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
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それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
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緊急事態宣言が続き、感染された方、生活に影響を受けられている方に心よりお見舞い申し上げます。外出もままならない毎日ですが、小川町ではそんな世間を尻目に田んぼの準備が着々と進んでいます。また、山々の新緑が目にまぶしく飛び込んできます。
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今月のトピックス
【情報】小川町霜里農場より
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今月の話題
【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来(2)
【レポート】霜里農場 金子美登・友子夫妻の近況
【情報】地元のオーガニック店紹介「小川の有機野菜が主役の日替わりシェフレストラン べりカフェつばさ・游」のご紹介

 

今月のトピックス

【情報】小川町霜里農場より
寂しかった農場に春野菜や夏野菜の苗の綠がよみがえってきました。周囲の山は新緑のきみどり色がまぶしく目に飛び込んできます。もうすぐ、苗代の準備、そして、麦の収穫が始まります。黄金に輝く麦畑がもうすぐ!!!そんな霜里と下里風景で心をいやして下さい。


<霜里農場のぶどうの棚>

<霜里農場の畑の様子>

<下里の麦と畑の様子>

 

今月の話題

【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来(2)
日本に『有機農業』という言葉が生まれた1971年頃に何が起こっていたでしょうか。それまで有機農業という言葉は日本にはありませんでした。なぜなら、普通の農業が「有機」だったから、特別なものではなかったのです。1962年にアメリカでレイチェル・カーソン著「サイレント・スプリング」が出版され、 2年後に邦訳「沈黙の春」として日本で紹介されました。その中には、「春になっても鳥のさえずりが聞こえない。でも春はやってくる。これはどうしたことか」と書かずにいられなかったレイチャルの想いがありました。本の中では、空中散布されるものを含めて、殺虫剤や除草剤を大量に使っていることにより、 化学薬品が、昆虫、鳥、動物、魚、植物、地下水、川、海、土壌などを汚染し、 人間にも被害を及ぼしている現状が報告されます。
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今、あなたの周りでツバメは飛んでいるでしょうか?
今、あなたの周りでスズメの鳴き声を聞くでしょうか?
今、あなたの周りでトンボの姿を見るでしょうか?
今、あなたの周りを見渡しみて下さい。
気づきませんか?
その頃日本では四日市公害、カネミ油症事件、水俣病と公害が多発していました。
その中で「母乳から農薬検出」、 つまり、人間が初めて食べる食べ物・母乳が農薬に汚染されているという事実は、人類の存亡に関わると心ある農業者や心ある消費者を驚かせ、 それをきっかけに市民運動の延長線上で日本に有機農業が始まったのです。霜里農場・金子さんは人類の生存基盤である自然環境、生きた土と動植物、 人間の尊い生命に直結する農業の重要性を自らの農業の中で実践していくために、 始めから参加されました。
次号では、始めから日本の有機農業に関わる事になった金子さんの背景についてお伝えしたいと思います。
参考:沈黙の春 http://xn--o9j1b0b652rgfru4e51u5pq.jp/carson-130

 

【レポート】霜里農場 金子美登・友子夫妻の近況
新型コロナウィルス感染拡大の状況もあり、霜里農場・金子美登さんについて、 たくさんの方からご心配のお声を頂きましたので、元気な近況の様子をお伝え致します。金子美登さんは数年前から体調を崩されていましたが、3月30日に72歳を迎えられ、 今はお元気に、簡単な農作業をこなしながら日々を過ごされています。先日、新型コロナウィルス終息後に私たちがしなければいけない事について、 ご夫妻とお話ししてきましたので、これについても機会をみてお届けできればと考えています。


<金子夫妻の近況画>

 

【情報】地元のオーガニック店紹介「小川の有機野菜が主役の日替わりシェフレストラン べりカフェつばさ・游」のご紹介
小川の有機野菜が主役の日替わりシェフレストラン「べりカフェつばさ・游」(ベリカフェ)は、 霜里農場をはじめとする小川の有機農家と地域市民が協働し、NPO生活工房つばさ・游が運営する形で、 小川駅前徒歩1分の空き店舗だった蕎麦屋さんを借りて2009年10月13日に始まりました。「ベリカフェ」の名前の由来は「おしゃべり」のべり、「ベリーグッド」のベリで、 名付け親は小川町晴雲酒造社長・中山健太郎さんです。作る人が毎日違う事で家賃の負担を少なくし、週1日ということで体力の負担を軽くするなど、 長く続けることを目標にして、今年で11年目を迎えています。規格外有機野菜の活用で安くて美味しいお野菜料理が並びます。美味しいお野菜の三原則である「鮮度・品種・素性」を備えた世界一! の野菜料理です。朝、畑で収穫した野菜がお昼にはお料理として並ぶのですから、これ以上の鮮度はありません。 世界一だと自負している理由です。現在、霜里農場は第1土曜日を担当。日々、様々な世代が性別、環境などを超えて美味しい野菜調理を提供しています。小川町にいらしたら是非、小川の有機野菜の美味しさを堪能してみて下さい。
参考:べりカフェつばさ・游 https://blog.goo.ne.jp/seikatukoubou_1953

 

発行日:2020年5月2日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

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