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広報課2020.06.02

小川町下里だより 2020年6月号

『OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
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それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
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緊急事態宣言が解除されつつありますが、まだまだ余談を許さないところです。目に見えないウィルス感染の怖さを身に染みて感じた三ヶ月あまりでした。そんな中にあって自然はいつも通りに過ぎて、私たちもこの自然と共生する未来を模索していかないといけない事を思います。一日も早い終息を願いながら、今日も小川町からお便りをお伝え致します。
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今月のトピックス
【情報】小川町霜里農場より
【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来(3)
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今月の話題
【情報】映画情報「もったいないキッチン」8月公開 齊藤工さんが声の吹き替え担当
【情報】地域資源活用「花咲く研究所」塾生募集のご案内
【情報】「ドクダミ」チンキの作り方
【情報】エディベリ企画「親子でじゃがいも掘り」6/20
【情報】地元のオーガニック店紹介「農家のcafe&bar TRANSIT(トランジット)」のご紹介

 

今月のトピックス

【情報】小川町霜里農場より
霜里農場はいつもと変わりません!不変の普遍原則です!
4月の天候が少し気温が低かったので、少々生育が遅いようですが、夏野菜が楽しみです。


<霜里農場の周囲の畑の様子 あの美味しいブドウが楽しみです>

 

【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来(3)
金子美登さんは、昭和23年(1948年)に小川町下里で代々農家の金子家の長男として生まれました。お父さんの金子万蔵さんは陽明学者・思想家・安岡正篤氏が隣町の嵐山町に創設した日本農士学校の第1期生でした。
参考:安岡正篤氏は「平成」の元号の発案者として知られます。↓
https://www.chichi.co.jp/info/anthropology/hero/2018/安岡正篤/
参考:日本農士学校
https://blog.goo.ne.jp/fukujukai/e/324c4ca140ad9d69dabf8e8247607858
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お父さんは、卒業後、自宅で「霜節堂」という私塾を開き、地元の若者に漢文や書道、剣道を教えていたそうです。そういう環境でしたので、金子美登さんは小学生のころは、背筋を伸ばして、学校は休んだことがないほど、真面目だったそうです。また、お母さんの実家はヤオコー会長・川野幸夫氏夫人光世氏につながり、光世夫人と美登さんは小さい頃はよく遊んだそうです。。
参考:「しまむらとヤオコー」小川孔輔著 小学館
https://www.shogakukan.co.jp/books/09388136
参考:ゼミ小川孔輔 ↓
http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=877

三歳の時にお父さんが乳牛を飼い始め、米、麦、野菜、鶏、機織りと複合農業を手伝いながら後継者となるべく勉強を続けていました。が、生まれてきた子牛が無脳症という奇形だったという体験をしました。原因は飼料のなかに入っていた大豆粕が原因でした。ダイズから100%近く油を絞るために化学薬品を加えますが、その化学薬品が採油した後のダイズ粕に残留していたのです。カネミ油症事件と同じです。そういう中で、狭い農地に30頭の乳牛を飼いました。牛は30kg/日の糞をしますが、それを農地に循環させるのも限界が来ていました。そんな時に、「農水省が新しい学校を作るのでそこに行ってみないか」というお誘いを受け、もっと広い視野から農業をつかみたいと試験を受け、合格しました。
1968年新しく開校した農林水産省の農業者大学校に1期生として入学しました。1クラス40名19~25歳の若者が同じ釜の飯を食べて勉学に励みました。講義陣も超一流の先生ばかり、そして何より1期生ということで、教師も職員も学生も、ここから新しいものを未来を創り出していくのだという草創期のエネルギーに溢れていたそうです。金子さんが青春の全てをたたき込んだ有機農業の始まりです。次回では金子さんにどんな学生時代で何を学んだのかお聞きしてみましょう。
そして、今、コロナウィルスの収束のその後について、私たちはこの事態から何を学ぶなければいけないか考えてみたいと思います。
参考:金子美登さんの履歴 http://www.shimosato-farm.com/about_yoshinori.html

 

今月の話題

【情報】ドキュメンタリー映画「もったいないキッチン」8月公開決定 齊藤工さんが声の吹き替え担当
6月に上映公開予定がコロナで延期になっていましたが、ついに8月に公開です。内容はフードロス問題で、この映画の最後のシーンは小川町横田農場で撮られました。今、私たちが取り組まなければいけない課題として是非、ご覧頂ければ嬉しいです。
上映予定などは↓参照
https://unitedpeople.jp/archives/3073
そして何と、日本語吹き替えキャストに俳優の齊藤工さんが参加して下さる事になりました。↓
https://www.cinemacafe.net/article/2020/05/19/67147.html


<映画画像>

 

【情報】地域資源活用「はなさか研究所」研究員募集のご案内
埼玉県西部地区の地域資源をしごとにする担い手を募集しています。詳細は添付飼料をご覧下さい。
<募集要項>

 

【情報】「ドクダミ」チンキの作り方
今、庭にドクダミが生えています。雑草、と思っては大間違い!!!毒消しなどの嬉しい効果が期待できる薬草です。成分をアルコールに溶かすチンキの作り方や使い方がありましたのでご紹介します。↓
https://lovegreen.net/flower/p94652/?fbclid=IwAR3Lb3BtmriPbY9h_vA-uUNO7SosYHd845ovZgDBj6no6_uZ9VB2AtjvXQQ

 

【情報】エディベリ企画「親子でじゃがいも掘り」6/20
ジャガイモが出来ます~~~
コロナ対策があるので小人数で行いたいと考えています。ジャガイモ掘って、ポテトチップにしてみましょう。ご希望の方は下記の問合せまでお申し込み下さい。
時:6月20日(土)10:00~13:00
所:エディベリ集合 小川町中爪280-3
主催・問合せ:エディベリ髙橋 y.takahashi@tubasa-u.com

 

【情報】地元のオーガニック店紹介「農家のcafe&bar TRANSIT(トランジット)」のご紹介
小川町で有機農業をされている田中慎太郎さんが開いた有機農家のcafe&barです。2017年3月にオープンし、丸三年が過ぎました。田中さんは音楽をこよなく愛し、お店では、音楽イベントが頻繁に行われています。店主自ら育てた有機野菜たっぷりのメニューと豊富なウィスキーやカクテルなどお酒メニューも豊富です。美味しいお料理とお酒が醸し出す雰囲気は、どこか人なつっこい優しい独特のものがあり、すぐにお店に溶け込むことが出来ます。6月から以下の通常営業に戻ります。
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【お店情報】
所在地:比企郡小川町大字大塚28番地2F 小川町駅から徒歩6分
営業日:金、土、日曜営業時間18時~22時(ただし、予約かオーダーがある限り延長あり)
電話:080-2523-0022
FB:https://www.facebook.com/cafebar.TRANSIT/

 

発行日:2020年6月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

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