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広報課2020.07.02

小川町下里だより 2020年7月号

『OKUTAこめまめプロジェクト』の
パートナーである小川町下里地区。
その地元の「NPO法人生活工房つばさ・游」
理事長である高橋さんが毎月送って下さるお便りを、
ブログでもご紹介させて頂きます^^
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それでは、今月号をどうぞ!
(※下記、高橋さんの文面を転載しています)
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緊急事態宣言解除から1ヶ月が過ぎましたが、感染者の減少が足ぶみをしている状況で予断を許しません。皆さんの中には、暮らしや仕事で不便をされている方がまだまだ多いのではないでしょうか。こういう時だからこそ、お互い様のこころで助け合い、励まし合うことが大事なのではないでしょうか。私たちは持続可能な未来を目指して、様々な事業や活動を続けてきましたが、それらの根底にあったのはお互いを尊重する感謝の気持ちだと考えます。一日も早い日常の暮らしが戻ることを願いながら、今日も小川町からお便りをお伝え致します。
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今月のトピックス
【レポート】里山保全活動 おがわ里山食農スクールエディベリ「ピザ窯作り」
【情報】「環境省令和元年度持続可能なローカルSDGsビジネスの先進事例」にOKUTAこめまめPJが紹介されました
【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来(4)
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今月の話題
【情報】お米の夏場の保管方法
【情報】エディベリ企画「親子で大豆畑物語」6/20
【情報】地元のオーガニック店紹介「モザート」のご紹介

 

今月のトピックス

【レポート】里山保全活動 おがわ里山食農スクールエディベリ「ピザ窯作り」
6/21に建材部有志によりピザ窯作り第2弾が行われました。このピザ窯の制作は、里山保全活動で出てきた間伐材などの活用を目指しています。前回は土台作りまででした。今回は2段目までのレンガ積みです。レンガ積みの作業はまるで左官屋さんになった気分でした。子ども時代の泥遊びを思い出しながら、鏝(こて)でレンガを重ねていき楽しかったです。さて、次回は最後の窯のアーチ部分です。このアーチの部分はかなり難しそうですね。さて、どうなるか、こうご期待。
補足:夏休みには、出来上がったピザ窯で小川町産有機小麦を使ったピザ生地で、サンファーム髙橋農園さんの夏野菜をのっけてピザを焼きたいと考えています。

<ピザ窯作りの様子―1~6>

 

【情報】「環境省令和元年度持続可能なローカルSDGsビジネスの先進事例」にOKUTAこめまめPJが紹介されました
環境に優しいサービスを提供する「環境ビジネス(SDGsビジネス)の事例」として、小川町で取り組んでいる「OKUTAこめまめPJ」が紹介されました。環境省HPより
https://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/frontrunner/
OKUTAこめまめPJの紹介は↓
https://www.env.go.jp/policy/keizai_portal/B_industry/frontrunner/reports/r1engine02_ogawa.pdf

 

【レポート】霜里農場・金子美登さんと目指す私たちの未来(4)
霜里農場・金子美登さんは、20歳の時に1968年開校の農林水産省の農業者大学校の第1期生として入学しました。えてして、第1期生というのは、初めて尽くしで、志の高い人達が集まる傾向にあります。この大学校の講師陣は各界、各大学の超一流ばかりで、何よりも教師も職員も学生も、ここから新しいものを作りだしていくのだという草創期のエネルギーに満ち溢れていたそうです。金子さんはこの学びの中で、自分が体験する酪農が抱える課題を徹底的に詰めました。特に土壌微生物学を学び、これを無視した近代農業には未来はないと考えました。大学とは学びや研究の場です。自分がやろうとしている仕事に学術的裏付けがあると、やろうとしている事が見える化され、人に説明しやすくなります。若い人達に、是非、知る事の楽しさ、そして極めるやりがいを大学という学びの場で体験して欲しいものです。金子さんは、自分の実践に専門的知見が加わる事で、より深い実践へと発展していかれたようです。
大学2年生の時に、米の減反政策が始まり、農業の存在理由を真剣に問い詰める中で、直接、消費者とつながり有機農業による地場生産、地場消費の構想を考えていきます。周囲は近代農業のまっただ中ですから、有機農業の実践は孤独な実験のようなもので、変わり者のレッテルを貼られたそうです。しかし、有機農業は、堆肥作りに始まり、堆肥作りに終わる数十年前までは当たり前の農業だったのです。その当たり前のことを改めてやっていこうとしただけだったのです。「霜里農場」の孤独な実験が始まったのは、米作りをしなくても補助金が貰える減反政策が始まった翌年1971年の事でした。
次回では、1970年から始まった霜里農場の始まりについてお伝えしたいと思います。
参考:農業者大学校 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BE%B2%E6%A5%AD%E8%80%85%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A0%A1

 

 

今月の話題

【情報】お米の夏場の保管方法
お米は「なまもの」です。(お米でスーパーで買う方は、いつでも買えるので、ついついお米が生鮮食料品である事を忘れている方が多いです)生なので、呼吸をし酸化して劣化していきますので、美味しさを保つには工夫が必要です。18度以上1週間でコクゾウムシやカビが発生します。故に、18度以下で湿度の低い冷暗所で保管をするのがベターです。冷蔵庫の野菜室やペットボトル詰替が良いでしょう。唐辛子を米袋に入れておくこともお勧めします。
保管方法をまとめると
1. 湿気の少ない冷暗所に保管する。(冷蔵庫の野菜室が最適)
2. 清潔な米びつや密閉容器に移し替えて使う。
3. 米びつはこまめに掃除する。
4. お米の大量買い(特に夏)は避ける。

 

【情報】エディベリ企画「親子で大豆畑物語」募集中
枝豆が大豆の赤ちゃん(種蒔いて100日くらい)なんて知らなかった。味噌を仕込んで1週間くらいで食べられますか?などなど、これまで、大豆から味噌作り講座をやってきて、参加者(大人)から出た言葉です!親も、みんな、知らないんだ~~~
では、実際に、大豆の種まきから味噌作りまでを自分達の手でやってみましょう!
第1回目 大豆の種まき 7/5(日)予備日7/12
第2回目 枝豆収穫   10/4(日)予備日10/11
第3回目 大豆収穫   11/29(日)予備日11/29
第4回目 味噌作り   2021年2/14(日)予備日2/21
(延期の判断は2日前金曜日12時予定です)

内容:第1回~第3回
10:00 おがわ里山食農スクールエディベリ集合 地図↓
10:10~11:45 作業
11:45~12:00 振返りと農家さんのお話
※味噌作り講座の時は15:00終了となります。
都合のつく方は、終わった後、一品持ち寄りで交流会を開きます。
会費4回分一括払:大人5000円、子ども3000円(3歳以上)3歳以下無料
試食代は含みます。が味噌材料費は別途実費になります。
単発参加の場合:大人2000円/回、子ども1500円/回(3歳以上)3歳以下無料
但し、味噌作り講座は大人3000円、子ども2000円(3歳以上)3歳以下無料
場所:おがわ里山食農スクールエディベリ 地図↓
http://edivery.org/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b/
定員:30名
申込み:以下の問合せフォームに参加者のお名前、連絡先、4回参加もしくは単発参加講座名を書いてお送り下さい。
折り返し、詳細をお伝え致します。
http://edivery.org/%e3%81%8a%e5%95%8f%e3%81%84%e5%90%88%e3%82%8f%e3%81%9b/
主催:NPO生活工房つばさ・游エディベリ事業部
協力:サンファーム髙橋農園

 

【情報】地元のオーガニック店紹介「モザート」のご紹介
小川町下里地区にある旧下里分校に付設するカフェ「モザート」が6/16にリニューアルしました。デザイナー兼フードプランナーという肩書きを持つ新店長・有賀さんからのコメントをお届けします。「東京からコロナ移住して来ました店長の有賀です!分校カフェ『MOZART(モザート)』が新しく生まれ変わりました!地元の無農薬・無化学肥料栽培のお米と、有機野菜をふんだんに使った『畑のご馳走ランチ』、木次牛乳を発酵させた〝ミルク種〟を使用したミルキーな甘さが特徴の天然酵母パンに、平飼いの卵たっぷり挟んだ卵サンド、青山在来大豆のきなこときび糖を合わせた揚げパンも人気です!ノスタルジックな分校の景観と、地元食材を使用したカフェメニューを楽しみにいらしてください。お待ちしております!」

<モザート店内様子>

<モザートの新メニュー>

 

 

発行日:2020年7月1日
制作:NPO生活工房つばさ・游・高橋さま

 

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